SNS頼みの採用から脱却。2級建築施工管理技士1名を採用【株式会社FDC様】

「施工管理の採用は難しい」とよく言われます。資格を持つ経験者となれば、なおさらです。今回ご紹介するのは、神戸を拠点に店舗内装を手がける株式会社FDC様の事例です。案件の急増と東京への支店開設をきっかけに、施工管理職の採用強化に着手。2025年9月にトルトルくんの運用を開始し、翌1月に施工管理歴約20年・2級建築施工管理技士の有資格者1名の採用が決まりました。導入前は求人媒体を開設していたものの更新が止まり、採用はSNS経由に頼っていたといいます。何を変えたのか、代表の船富様に伺いました。
この事例のポイント
  • 2025年9月に運用開始、翌1月に施工管理歴約20年の経験者1名を採用
  • 採用したのは2級建築施工管理技士の有資格者。資格ありでの決定は想定以上だった
  • 導入前の採用3名はすべてSNS経由。求人媒体は開設済みだが更新が止まっていた
  • 求人原稿の更新とトップ画像の制作を任せ、社内で回らなかった運用が動き出した
お客様プロフィール
企業名
株式会社FDC 様
事業内容
店舗内装を中心とした建設業(「店舗運営もしている店舗内装屋」)
展開業態
フランチャイズに加盟し、自社でも4店舗を運営
拠点
神戸(本社)/東京支店
支援対象
施工管理職の採用
支援領域
求人媒体(Indeed・Airワーク)の求人原稿更新、トップ画像の制作
支援期間
2025年9月〜(継続中)
1施工管理職の採用決定
20採用者の施工管理歴(約)
2採用者が持つ建築施工管理技士

施工管理・技術職の採用にお困りではありませんか?

求人媒体を開設したまま更新が止まっている、応募は来るが狙った層と合わない。こうした状態は、原稿と画像に手を入れ続けるだけで動き出すことがあります。トルトルくんは求人原稿の更新から画像制作までを代行し、応募が集まる状態を保ちます。

無料で相談する 現在の求人状況をお伺いしたうえでご提案します。

導入前の課題:採用はSNS頼み、求人媒体は「載せたまま」だった

株式会社FDC様は、店舗内装を中心とした建設業を営む企業です。眉毛サロンや美容室といった店舗の内装を手がけながら、自社でもフランチャイズに加盟し4店舗を運営しています。

店舗運営もしている店舗内装屋、というキャッチコピーで建設業をメインにやっています。フランチャイズに加盟して、店舗を今4店舗運営しているという実績もございます。

株式会社FDC 船富様

施工する側と、実際に店舗を運営する側の両方を経験している。この立ち位置が、後述する「求職者への見せ方」の話にもつながっていきます。

採用面では、導入前も一定の成果が出ていました。ただし、その経路はSNSに偏っていたといいます。

僕はSNSを結構発信しているんですけど、XとかThreadsをやったりとか、そこから来ているんですよ。実際3人採用できていて。

株式会社FDC 船富様

SNS経由で3名を採用できていた、というのは中小企業としては珍しい状態です。ただし船富様は、それを強みと捉えると同時に、やるべきことが抜けていたと振り返ります。

本来、足元でやっておくべきことは全くやっていなかった。

株式会社FDC 船富様

ここでいう「足元」とは、IndeedやAirワークといった求人媒体の運用です。アカウント自体は開設して掲載もしていたものの、原稿はしばらく更新されていない状態が続いていました。応募が来ないという実感だけが残り、媒体そのものが機能していない状態になっていたのです。

そこに、採用を強化せざるを得ない事情が重なります。

案件がものすごく増えまして。もともと神戸の会社なので関西限定でやっていたんですが、東京の案件があまりにも来るから、何とかしなければということで、東京に営業しようと支店を出したんです。

株式会社FDC 船富様

東京への支店開設と、トルトルくんの運用開始はほぼ同じタイミングでした。エリアが広がれば、必要な施工管理の人数も増えます。SNSからの流入だけでは追いつかない規模になっていた、というのが導入の背景です。

インタビュー時点での事業状況は、次のとおりです。

項目状況
施工管理の体制6〜7名
抱えている案件数約100件
月間の問い合わせ数30〜45件
案件規模100万円程度〜3,000万〜4,000万円
受注経路紹介、X・LP経由(広告費はかけていない)

6〜7名で約100件を抱え、毎月30〜45件の問い合わせが積み上がる。人を増やさなければ受注に応えられない、という切迫した状況でした。

トルトルくんを選んだ理由:「毎回更新してくれる」ことの価値

船富様が挙げたのは、派手な機能ではなく「止まらないこと」でした。求人媒体の運用は、一度作って終わりではないという実感が前提にあります。

しっかり発信はしているけれど、僕のように毎回更新したりとか、来なかったら変えないといけないし、年齢層が高いとなったら、なるべく若い人が来たくなるような会社の見せ方をしないといけないと思うんです。

株式会社FDC 船富様

応募が来ない、あるいは来ても層が合わない。そのたびに原稿と見せ方を作り直す必要がありますが、専任の担当がいない中小企業では、この「作り直し」が最も止まりやすい工程です。トルトルくんが担っているのは、まさにこの部分でした。

例えばYouTubeのサムネイルを使ってトップ画像を制作してくれたりとか、興味を引くものを1個1個作ってくれるのは非常に助かります。

株式会社FDC 船富様

すでに社内にある素材を採用面に転用する。細かい作業ですが、社内で手が回らないまま放置されやすい領域です。「細かいけれど自分たちではできていないこと」を引き受ける点に価値を感じていただいた形です。

実施した4つの取り組み

1. 求人原稿を止めずに更新し続ける

今回使用したのは、FDC様がすでに開設していたIndeedとAirワークです。新しい媒体を増やすのではなく、更新が止まっていた既存の求人を動かし直すところから始めました。

なぜ効くのか

求人媒体は、出しただけでは応募が積み上がりません。原稿が古いままだと、求職者からは募集が本当に続いているのかどうかも判断できません。FDC様も媒体は開設済みでしたが更新が止まり、応募が来ないという状態が続いていました。誰かが定期的に手を入れ続けること自体が、応募が集まる状態を保つ条件になります。

2. YouTubeサムネイルを転用したトップ画像を制作する

FDC様は動画コンテンツの制作実績があり、サムネイル素材が社内に蓄積されていました。これを求人のトップ画像に転用し、目に留まるビジュアルを1件ずつ用意しています。

なぜ効くのか

求職者が1件の求人を見る時間は長くありません。最初に目に入る画像で「どんな会社か」が伝わらなければ、本文まで読まれずに離脱します。すでに社内にある素材を採用面に回すことで、新たな撮影や制作の負担をかけずに、他社の求人に埋もれない見た目をつくることができます。

3. 応募の年齢層を見て「会社の見せ方」を組み替える

運用開始直後から応募自体は集まりましたが、当初は年齢層が想定より高いという課題がありました。応募の中身を見ながら、訴求と見せ方を調整していきます。

なぜ効くのか

応募が来ているのに採用が決まらない場合、問題は数ではなく「誰に届いているか」です。年齢層や経験の偏りは、原稿の言葉づかいと画像の印象で大きく変わります。応募の実績を見てから修正を回せるかどうかが、母集団の質を左右します。出しっぱなしの求人では、このフィードバックが働きません。

4. SNS発信と求人媒体の「両軸」に戻す

SNSからの応募はそのまま活かしつつ、止まっていた求人媒体を動かす。片方に寄せるのではなく、両方を並走させる形に整えました。

なぜ効くのか

SNSは発信の履歴が残るため、その人や会社の考え方に共感した層が集まります。一方で求人媒体は、いま転職を考えて検索している層に届きます。届く相手の性質が違うため、片方だけでは取りこぼしが出ます。FDC様はSNSで3名を採用していましたが、媒体側を動かしたことで有資格者にまで到達しました。

成果:2025年9月に開始し、翌1月に2級建築施工管理技士1名の採用が決定

2025年の9月からスタートして、最初から応募は結構来たんですけど、年齢層がめちゃくちゃ高いなどの問題はありました。1月に、施工管理歴約20年の経験者の採用に成功しました。

株式会社FDC 船富様

応募が集まる段階は早期にクリアし、そこから層の調整を重ねて採用に至った流れです。採用が決まったのは、2級建築施工管理技士の資格を持つ経験者でした。

項目結果
運用開始2025年9月
採用決定1月
採用人数施工管理職 1名
採用者の経験施工管理歴 約20年
保有資格2級建築施工管理技士
使用媒体Indeed/Airワーク

施工管理は有効求人倍率が高く、経験者の採用が難しい職種です。さらに国家資格の保有者となると、母集団自体が限られます。今回はその条件を満たす方の採用が決まりました。

資格なしだったら結構いけますが、資格ありで採用できたのは自分も驚きでした。

StockSun株式会社 宮地

支援した側にとっても想定を上回る結果でした。逆に言えば、資格を必須としない募集であれば、より短い期間で母集団を形成できる可能性があるということでもあります。

FDC様の採用は、ここで終わりではありません。

僕は、施工管理をまず5、6名増やしたいです。案件は止まらないので。

株式会社FDC 船富様

6〜7名で約100件を抱える現状に対し、今後1年でさらに5〜6名を増やす計画です。採用が事業の成長速度を直接決める局面にあります。

有資格者・経験者の採用も、まずは求人を「動かす」ところから

FDC様の場合、新しい媒体を増やしたわけではありません。すでに開設していたIndeedとAirワークの原稿と画像に手を入れ続けたことが、施工管理歴約20年・有資格者の採用につながりました。現在お使いの媒体のまま、改善できる余地があるかどうかを診断します。

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改善のご指摘と対応:「応募が来た後」をどう埋めるか

このセクションは、インタビュー中にいただいた率直なご指摘をそのまま掲載しています。良い点だけを並べても、検討中の方の判断材料にはなりません。現時点でサービスが担えていない範囲を明示することが、導入後のギャップを防ぐと考えています。

船富様が指摘されたのは、応募獲得の先にある工程でした。

結果、いくら応募が来ても、その中小企業がしっかり対応しなかったら決まらない。そこまで支援やサポート、こういうふうにやりましょうというマニュアルを作ってあげる。何日以内に返さないとこうなりますよ、みたいなことも教えられたら、よりトルトルくんは良いサービスになると思います。

株式会社FDC 船富様

応募数を増やすことと、採用を決めることは別の問題です。応募後の初動が遅れれば、集めた応募は成果に変わりません。船富様は、この初動の重要性を繰り返し強調されていました。

求人は来た瞬間に対応しないといけないと思うんですよ。だから、せめて来るような努力もしっかりやらないといけないし、来たらすぐ対応する。ここはもう両軸でやらないといけないのかなって。

株式会社FDC 船富様

「応募が来る状態をつくる」と「来た応募にすぐ対応する」。この2つは分けて考えられがちですが、どちらか一方が欠ければ採用は決まりません。ご指摘を受け、StockSun側でも体制の整備を進めています。

今、応募が来たら面接設定を電話でする担当を入れる動きをしています。サービスとして整えているので、乞うご期待というところです。

StockSun株式会社 宮地

応募直後の架電と日程調整を代行する体制を準備中です。現時点で提供できる範囲と準備中の範囲は異なりますので、検討にあたっては最新の提供内容をご確認ください。

業界考察:中小企業の採用に足りない3つの視点

1. 「人手不足が最重要課題」なのに、人事がいない

インタビューの中で、船富様が最も語気を強めた論点です。

中小企業の問題の中に、人手不足は絶対に出てくると思うんですよ、どの業界も。なのに人事がいないとか、結構矛盾が起きているんです。人がいない、人がいないで重要課題なはずなのに、そこを全くやっていないというのは良くないと思います。

株式会社FDC 船富様

採用は重要だと認識されているのに、そこに時間を割く担当者がいない。結果として、求人の更新や応募対応が誰の業務でもなくなり、止まってしまう。FDC様自身が導入前に陥っていた状態でもあり、多くの中小企業に共通する構造です。専任を置けないのであれば、外部に出すか、社内の誰の仕事か決めるか、どちらかを選ぶ必要があります。

2. SNSは「思想が伝わる」採用導線になる

FDC様は導入前、SNS経由で3名を採用しています。なぜ採用に至ったのかについて、船富様は次のように分析しています。

導線がしっかりしているじゃないですか。それを見て、興味があるなというところから、この人がどんなことをしているのか、どんなことをしてきたのかがある程度履歴として残っているので、大体その人の思想というか、考え方が伝わった。だから採用につながったのかなと。

株式会社FDC 船富様

求人票では伝えきれない経営者の考え方が、投稿の蓄積から伝わる。これがSNS経由の応募者の質を支えています。船富様のXアカウントは運用歴およそ2年でフォロワー約3,500人ですが、数を追うことは推奨していません。

めちゃくちゃ増やさなくていいと思います。それこそ経営者層にフォローしてもらえればいい。バズりまくって増えた人には、おそらく刺さらないので。まずは数でしょう、量ですよ。商材に関連することと、自分がどういう界隈にいるのかというプライベートな部分が2割くらい、あとは業務に対する思いや、採用を通じて作りたい未来の話を多くしていけばいい。

株式会社FDC 船富様

フォロワーの絶対数ではなく、届けたい相手に届いているか。そして投稿量を確保したうえで、事業への思いと採用を通じて実現したい未来を語る。採用目的のSNS運用としては、再現性のある方針といえます。

3. 「施工管理は何をしているか分からない」を埋める

3つ目は、専門職の採用に共通する課題です。職種名だけでは、仕事の実態が求職者に伝わりません。

施工管理って、正直何をしているか分からない。パッと聞いても、ビルの中にポツンと立っているのと、店舗というところに立って指示を出しているのは全然違うので。

株式会社FDC 船富様

同じ「施工管理」でも、現場の種類によって仕事の中身は大きく変わります。そこが伝わらないまま面接に進むと、条件面の納得感も生まれません。だからこそ、事前に理解をそろえておく必要があると船富様は言います。

そこをしっかり見てもらうためにイメージをもっと膨らませて、この給料なら納得、という納得度や理解度を、お互いに認識を合わせた状態で面接も行った方がいい。そこを作るために、僕たちも動かなければいけない。

株式会社FDC 船富様

FDC様は現在、採用サイトをコーポレートサイトへ一新する計画と、働く人の1日に密着した動画の制作を進めています。応募までは求人媒体が担い、その後の理解形成は自社の情報で担う、という役割分担です。

動画も毎日更新などはしなくていいので、月に2本などでも最悪いいので、更新しているかどうかが非常に大事です。

StockSun株式会社 宮地

本数よりも、動いている会社に見えるかどうか。求職者は応募前に必ず会社を調べます。更新が止まったままの採用サイトやSNSは、それだけで判断材料になってしまいます。

どんな企業に向いているか

今回の事例を踏まえると、トルトルくんが効果を発揮しやすいのは次のような企業です。

  • 媒体はあるが止まっている企業:IndeedやAirワークを開設済みだが、原稿の更新が止まっている
  • SNSは動いているが足元が空いている企業:発信は続けているが、求人媒体の運用まで手が回らない
  • 応募の層が合わない企業:応募は来るが、狙った年齢層・経験層と噛み合っていない
  • 専門職・有資格者を採りたい企業:施工管理をはじめ、経験や資格が要件になる職種を募集している
  • 専任の人事がいない企業:採用が誰の担当でもなく、細かい改善作業が止まりやすい

船富様の言葉を借りれば、「両方やれていない人は、まずやりましょう」ということになります。一方で、応募が来ても社内で対応する担当を確保できない場合は、先に応募後のフローを決めておくことをおすすめします。応募数だけが増えても、初動が遅れれば採用にはつながらないためです。

よくあるご質問

施工管理のような専門職・有資格者でも採用できますか?

株式会社FDC様の事例では、2025年9月に運用を開始し、翌1月に施工管理歴約20年・2級建築施工管理技士の有資格者1名の採用が決まりました。使用した媒体はIndeedとAirワークの2つです。ただし資格職は母集団が限られるため、資格を必須としない募集より時間がかかる傾向があります。

どのくらいの期間で成果が出ますか?

FDC様の場合、応募自体は運用開始直後から集まっており、採用決定は2025年9月の開始から翌1月でした。応募が集まる段階と、狙った層が採用に至る段階は分けて考える必要があります。職種・エリア・条件、そして応募後の選考スピードによって期間は変わります。

すでにIndeedやAirワークのアカウントを持っている場合はどうなりますか?

既存のアカウントをそのまま活用できます。FDC様も導入前から2媒体を開設していましたが、更新が止まっている状態でした。新しい媒体を増やすのではなく、既存の求人原稿とトップ画像を作り直し、更新を継続するところから着手しています。

求人票以外に、企業側で準備した方がよいものはありますか?

応募を検討する求職者は、求人を見た後に会社の情報を調べます。FDC様は採用サイトのコーポレートサイトへの一新と、働く人の1日に密着した動画の制作を進めています。動画は毎日更新する必要はなく、月2本程度でも、更新が続いているかどうかが判断材料になります。

応募が来た後の対応もサポートしてもらえますか?

現在の提供範囲は、求人原稿の更新と画像制作を中心とした応募獲得までです。FDC様からのご指摘を受け、応募直後の架電と面接日程の調整を担う体制を準備しています。提供内容は順次変わりますので、検討時点での最新範囲はお問い合わせ時にご確認ください。

同じ課題をお持ちの方へ

株式会社FDC様は、新しい採用手法を導入したわけではありません。すでに持っていたIndeedとAirワークの求人を、止めずに更新し続けた。それだけで、2025年9月の開始から翌1月に、施工管理歴約20年・2級建築施工管理技士の有資格者1名の採用が決まりました。

求人媒体を開設したまま止まっている、応募は来るが層が合わない、そもそも採用に手を割ける人がいない。ひとつでも当てはまるなら、まずは現在の求人がどう見えているかを確認するところから始めてみてください。

止まっている求人を、動かすところから始めませんか

トルトルくんは、求人原稿の更新とトップ画像の制作を代行し、応募が集まる状態を維持します。専任の人事がいない企業でも、採用の改善サイクルを止めずに回せます。現在の求人状況をお聞かせいただければ、改善できる余地をお伝えします。

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〔出典:トルトルくん公式サイト(掲載されている実績数値には、StockSun株式会社全体の実績が含まれます)https://stock-sun.com/torutoru-kun/lp/

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